【福井市】賃貸物件の屋根・外壁リフォームその2

福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。

 

先日の記事でもお話ししましたが、最近、大手ハウスメーカーさんで、賃貸物件を建てたお客様からの
屋根や外壁のリフォームのご相談がちょくちょくあります。

 

新築時から10～15年経過すると、ハウスメーカーの営業さんがリフォームの提案をしてきて、見積を提出されるそうです。

 

セ〇ス〇ハウスさんで賃貸物件を建てたお客様からの相談を受けたときのお話です。
お客様の気なるところなどをヒアリングし、早速、建物の状態の確認を進めていきます。

 

真っ先に、目に飛び込んできたのが、外壁の目地のパッキンがズレていることです。

しかも、この物件、水切りが全くないのです。

水切りがないから、目地のパッキンが下がり放題の状態。
基礎と外壁の境目をのぞいてみると、空洞状態です。

この物件、断熱性能もよろしくなく、冬は寒いことでしょう。
湿気も入り放題なので、結構、結露もひどいかと・・・。

 

水切りとは、基礎の上や、窓下に設置されている、主に金属で作る仕切り板のことです。 
水切りの役割は、外壁や基礎に雨が当たるのを防止することです。
水切りがないと住宅の基礎部分に雨が入り込みやすくなって劣化や雨漏りが起こります。
劣化や雨漏りが発生すればリフォームや補修が必要となるため、無駄な工事費用がかかるでしょう。
また、水切りには雨漏りを防止する役割もあります。
外壁と基礎のあいだには隙間があるため、水切りによって雨が基礎の内部に入り込むのを防いでいます。
そのため、水切りを設置しないと内部が浸水して湿度が上がり、シロアリの発生にもつながる可能性があります。

お客様にこのことを、お話しすると

『なんでこんな建て方したんやろ・・・』

ちょっとご不満な感じの表情でした。
 

こんな建て方をして、保証制度で縛って・・・。

ちょっとどうかと思います。

 

大手ハウスメーカーさんで賃貸物件を建てられた方、リフォームの見積もりを取ったけど

これってどうなの？少しでも疑問に思われた方。

お気軽にご相談ください。