福井リフォーム！屋根・外壁塗装工事！塗料のご紹介！

福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。

分け合って、HPのメンテナンス中に、別のブログでアップしていた記事を、まとめてアップします。

今日は、前々から記事にさせていただいている、屋根・外壁塗装工事で使用する塗料などのお話です。

塗料のお話の前に、今回、施工させていただくアパートの既存の屋根についてのお話をさせていただきます。

こちらのアパートの屋根材は、グリシェイドグラッサと言う、薄型スレート瓦で、大和ハウスや積水ハウスなどの大手ハウスメーカーで使われている屋根材です。
グリシェイドグラッサはKMEW（ケイミュー）というメーカーにより製造されていて、ハウスメーカー向けの商品で、KMEWのカタログには掲載されていません。
特徴は無機系ガラス質コーティングがされているので耐久性が従来の商品より高く、ネット上では約30年程度はメンテナンスが不要と書いてあるHPもあります。
各ハウスメーカーの営業マンは、「30年メンテナンス不要です」か「メンテナンスフリーです」と言うのが謳い文句だそうです。
まだ何も施工していない状態の屋根を見ると、所々、色が剥げている箇所が見受けられます。
しかも、数か所だけですがひび割れがありました。

このアパート、まだ築14年程なんです。
建物の劣化は緩やかに徐々に徐々に劣化するのではなく、築7、8年を経過すると劣化の進行が一気に早くなると言われています。
築14年の段階で表面に色が剥げたりひび割れが発生しているのに、このまま仮にあと16年放置をするとどうなるのか・・・。
従来のコロニアル、カラーベストより耐久性が良いのは間違いないですが、流石に30年メンテナンスをしないのは無理があるように私は感じました。
ハウスメーカーは仕様が決まっているのでこのグラッサを勧められる、もしくはこれでなければだめという場合があると思いますが、もし他の屋根材での選択肢があるのであれば陶器瓦か金属屋根の方が良いと私は思います。

次に、塗料のグレードについてですが、大きく分けると5つあります。
それぞれ、この年数まで耐久できるという年数、期待耐用年数と言うものがあます。
期待耐用年数の低いものから順番に紹介いたします。
※紹介する期待耐用年数は、弊社がメインで使用しているアステックペイントのカタログ値です。

アクリル塗料⇒期待耐用年数は5年〜7年で、最も安価な塗料ですが耐久年数は低く、最近はあまり使用することはありません。

ウレタン塗料⇒期待耐用年数は8年〜10年で、動きや変化に強くて木部や鉄部と相性が良いです。密着性に優れているという特徴がありますが、現在は主流ではないです。

シリコン塗料⇒期待耐用年数は13～16年で、現在主流の塗料グレードです。耐久年数と価格のバランスが良いという特徴があります。

フッ素塗料⇒期待耐用年数は16～20年で、他の塗料よりも値段は高いですが、高い耐久性と親水性があるフッ素塗料は長期間の間建物を保護する効果があります。

無機塗料⇒期待耐用年数は20～26年で、無機塗料は塗料の中でも最も耐久年数が高いためメンテナンスの頻度を減らすことができますが、一方で費用は高額になりがちです。

今回の工事では、屋根の塗装には、無機塗料を選んでいただきました。
その塗料とは、アステックペイントの『無機ハイブリッドコートJY-IR』です。

塗装前の屋根材には、無機系ガラス質コーティングがされているので、今回の塗装も同じグレードでしょ！と言うことでのチョイスです。

ちなみに期待耐用年数は20～26年です。
どんな特徴か簡単に説明すると長くなるので、気なる方は、公式HPでご確認ください。

外壁の塗装には、アステックペイントの『超低汚染リファイン1000MF-IR』を選んでいただきました。

この塗料は、フッ素塗料なのですが、フッ素塗料の中でもハイスペックな特徴があり、通常の期待耐用年数は16～20年なのですが、この塗料は20～24年となっています。
どんな特徴か簡単に説明すると長くなるので、気なる方は、公式HPでご確認ください。

こちらのアパートの期待耐用年数は、屋根も外壁も20年以上と言うことになります！

塗装前の工事がひと段落したので、明日以降、本格的な塗装工事がスタートします。
お天気が気なります！

うちもそろそろ、屋根と外壁キレイにしないとなぁ～とお考えのかたがいらっしゃいましたら、お気軽におといあわせください！