株式会社藤田

全館空調システム『F-CON』と断熱性能について

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福井全館空調システム『F-CON』と断熱性能について

福井全館空調システム『F-CON』と断熱性能について

2022/12/02

福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。

 

今日は、全館空調システム『F-CON』と断熱性能について、うんちくを語らせていただきます。

 

平成31年の1月に、国土交通省の住宅局安心居住推進課と住宅局住宅生産課か

あるプレスリリースを発表しています。

 

そのタイトルとは?

 

   住宅内の室温の変化が居住者の健康に与える影響とは?

 調査結果から得られつつある「新たな知見」について報告します

~断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)~

 

国民の健康のために以前から断熱改修(リフォーム)による健康への影響の調査です。

 

検証内容としては

断熱改修などによる生活空間の温熱環境の改善が、居住者の健康にどの ような影響を与えるかについて

改修前後の健康調査結果等を用いて、医学・建築環 境工学の観点から検証。

 

調査内容としては

断熱改修を予定する住宅に居住する方 4,131 人(2,307 軒)について 改修前の健康調査を行うとともに

当該住宅について既に断熱改修を実施した方 1,194 人(679 軒)について改修後の健康調査を行った。

 

だそうです。

 

中間報告(平成31年1月時点での結果)としては

得られたデータに基づき検証を行ったところ、住宅の室内環境が血圧など健康関連事象に

与える影響について以下の得られつつある知見が確認された。

1. 室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の季節差が顕著に小さい。

2. 居住者の血圧は、部屋間の温度差が大きく、床近傍の室温が低い住宅で有意に高い。

3. 断熱改修後に、居住者の起床時の最高血圧が有意に低下。

4. 室温が低い家では、コレステロール値が基準範囲を超える人、心電図の異常所見がある人が有意に多い。

5. 就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。

   断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和。

6. 床近傍の室温が低い住宅では、様々な疾病・症状を有する人が有意に多い。

7. 断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した住宅では、住宅内身体活動時間が有意に増加。

 

だそうです。

室温が安定していて、部屋ごとの温度差が小さい家は、健康的な生活が送れる。

その逆は、不健康ということです。

 

じゃあ、断熱改修ってどうすれば良いの?

大まかに下記の2項目が考えられます。それぞれの内容について解説したいと思います。

 

1. 壁・床・天井の断熱材の改修

通常、戸建て住宅の場合、壁、床、天井には断熱材が入っています。

しかし、築年数が古い建物になればなるほど、断熱材が非常に薄いか、全く入っていないケースも

よくあります。

断熱材が無いと空調に消費するエネルギーが極めて過大となり、結露も発生しやすくなるため

まずは断熱材を改修・更新するのが望ましいと考えられます。

ただ、全面的に更新するのは大変な労力・コストを要するため、ご予算や改修範囲に応じて部分的に

改修・更新するだけでも有効といえます。

 

2. 窓まわりの更新

古い住宅ですと、断熱性能が非常に劣るシングルガラスとアルミサッシによる窓が一般的です。

90年代中期以降に建設された住宅であれば、多くの場合、断熱性の高いペアガラスの窓となっていますが

サッシ自体の断熱性は劣るので、特に熱損失が大きくなる、掃出し窓等の大きな窓に関しては何らかの

改修が望ましいといえます。

一般的に、戸建て住宅の場合は、窓そのものを更新することが出来ます。

ただしその場合は、窓の交換に伴う外壁面の部分解体と補修が必要となるため

リフォーム範囲に外壁面を含めて想定する必要があります。

窓を更新しない場合、内窓を入れる方法が効果的です。

 

ですが、断熱改修だけで、室温が安定していて、部屋ごとの温度差が小さい家は難しいと思います。

エアコンやファンヒーターなどの送風で暖かくする暖房器具で、家中の室温を安定させるには

それなりの台数が必要です。

最近は、エアコン1台で全館空調などがありますが、部屋内の場所ごとの温度差がどうしてもあるそうで

非常に乾燥しやすいや、フィルターの清掃などのメンテナンスが面倒、故障すると家中の冷暖房機能が

止まってしまうなどのデメリットがあるようです。

 

そのデメリットを解消してくれるのが、全館空調システム『F-CON』です。

風(空気)を介してではなく、輻射熱の原理を利用した空調システムなので

少ない台数(お家の大きさにもよりますが)で、家中の室温を安定させることができ

部屋ごとの温度差を小さくすることができます。

しかも、故障したとしても室外機のみで、一日で修理、交換が可能です。

『F-CON』のパネル自体は、60年ほどの耐用年数がありフィルターの清掃なども不要で

メンテナンスも楽チンです。

 

弊社では、壁・床・天井の断熱材の改修や内窓、『F-CON』も含めたリフォームを

ご提案させていただきます。

実際に、全館空調システム『F-CON』が導入されている弊社のモデルハウスで

快適な環境を是非、ご体感ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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