和室を洋室にリフォームについて

福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。

 

本日は、和室を洋室にするリフォームについてお話させていただきます。

 

弊社では、和室を洋室にリフォームしたいとのお引き合いを、結構、いただきます。

天井、壁、床などを、様々なプランでリフォームさせていただいております。

 

今回は、床の貼り換えについてです。

和室を洋室にリフォームするとなると、畳を撤去してフローリングにするのが一般的です。

 

施工方法としては

①畳の撤去

②断熱材を敷き詰める。（必要に応じて）

③敷居を残す場合は、根太を組んで下地の高さを調整します。

　ちなみに、根太（ねだ）は、フローリングを支えるための下地のことをいいます。

　根太を使わずそのままフローリングを貼ってしまうと、敷居との間に大きく段差が

　出来てしまうため、畳を撤去した後の底上げの為に根太で高さの調節をします。

　

④仮並べをします。

　フローリング材は、表面の木目や色調が一枚一枚異なります。
　施工前に仮並べの作業を行い色調や木目のバランスの調整を行えば、より美しい仕上げになります。
⑤フローリング材の貼り付け

　接着剤と専用釘の併用で下地にしっかり固定して施工します。

ざっと、こんな感じになります。

敷居を撤去した場合は、根太が必要なく、直貼りになり工程が減ります。

 

費用的には、畳の撤去処分費用、大工さんの手間、フローリング材や副資材の費用が必要です。

使用するフローリング材にもよりますが、上の施工方法だと、㎡辺り15,000円～20,000円程度が相場です。

6畳間は約10㎡程なので、15万～20万円程と言うことになり、結構、費用がかさみます。

天井や壁のリフォームも含めると、費用はもっと増えます。

 

そこで、弊社が、費用を抑えるために提案させていただくのは、畳の表替えです。

表面のゴザを新しい物に取り換える方法で、中心部にある芯は取り換えずに再利用をします。

表面が新しくなる為、見た目は新品同様になります。

『表替えだけじゃ、なんも変わらんやん』と言う方がいらっしゃると思います。

弊社の全館空調システム『F-CON』完備のモデルハウスの和室の事例をご覧ください。

左がリフォーム前、右がリフォーム後です。

畳のゴザを、ダークブラウンの市松模様の柄に替え、畳縁も色を揃えました。

襖の枠なども木部用塗料で塗装し、ロールカーテンも含めて、同系色で色を揃えました。

完全な洋室とはいきませんが、和モダン風の感じの良い部屋に仕上がっていると思います。

表替えの費用も、畳1枚につき数千円なので、フローリングに比べて安価で施工することができ

色や柄も選べるので、床のリフォームの候補の一つして、良いのではないかと思います。

 

逆に、フローリングの床の一角に、お好みの色や柄の畳を並べるのも良いと思います。

 

ちなみに色、柄は結構あります。

 

和室を洋室にリフォームしたい方、和室の畳の入れ替えをお考えの方

ご興味がございましたら、是非、弊社の全館空調システム『F-CON』完備のモデルハウスで

実際の畳を、ご覧になってください。