ご自宅の床、ふかふかしていませんか?フローリングのリフォームについて①
2022/12/20
福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。
築年数が経っているお家でよくご相談があるのが、「床がふかふかする」というものがございます。
ここ数週間で、3件程、同じ内容で、ご相談を受けております。
今回は床がふかふかしてきた時のリフォーム内容を、ご紹介したいと思います。
床がふかふかになる原因はいくつかあります。
原因によって修繕の規模も変わってきます。
原因をご紹介する前にまずは床下の構造を説明させていただきます。
床の構造としては
根太(ねだ)⇒床を貼付ける角材です。根太同士の間隔は30cmか45cmです。
大引(おおびき)⇒根太を貼付ける太い角材です。
床束(ゆかづか)⇒大引を支えます。最近は高さの調整が出来るものがよく使われます。
束石(つかいし)⇒床束の下に敷く石やセメントの土台。
床がふかふかする原因①接着剤の劣化
床材には種類がいろいろあるのですが、床がふかふかしてしまうケースで使われているフローリングや
クッションフロアは合板フローリングと言われる、べニア板を重ねて作られています。
合板フローリングは、薄い板を接着剤で張り合わせて作られています。
築15年〜20年経つと接着剤が劣化し、板同士が剥がれて浮いてきて、下地である根太の無い部分がふかふかとしてきます。
湿気の多い場所に出やすく、床のふかふかの多くがこの接着剤の劣化が原因のようです。
リフォームの方法としては、2通りあります。
①床の貼り替え⇒既存の床を剥がして新しい床を貼る方法です。
②重ね貼り⇒既存の床の上に新しい床材を重ねて貼る方法です。
既存の床がふかふかしている場合は、まず床の痛んでいる部分の補修を行い、その上から新しい床材を貼ります。
貼り替えよりも、新たにフローリングを重ね貼りする方が費用や工事時間が短縮できるので、一般的には
おすすめです。
ただし、注意点があって、床の板が二重になり以前より床が高くなるので、ドア開閉や他の部屋との段差に
注意が必要で、重ね貼りが出来るのは既存の床がフローリングの場合に限ります。
それと、根太(ねだ)などの床下の下地が傷んでないのが前提なので、DIY等、ご自身で施工する場合は
必ず床下の確認が必要です。
私自身も、お客様からのご相談で、現場に伺ったときは、床下収納を外すなどして必ず確認しております。
続きは、また明日、お話しさせていただきます。
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