【福井市】床フローリング工事！

福井でリフォームをメインに営業している、株式会社藤田です。

 

今回は、床フローリング工事の事前調査のお話です。

 

初回調査時、畳を2枚外して、下地の調査を実施しました。

特に下地の痛みもなく、畳の撤去をして、敷居の高さに合わせて根太を這わせ

フローリングを貼って終了のはずでしたが！

畳を全撤去したところ、床の一部にフカフカしたところがありました。

慌てて、床の一部を解体したところ、フカフカの原因は、床材の接着剤の劣化でした。

下の写真、3枚の板がありますが、この3枚は元々、1枚の板でそれぞれを接着剤で貼り合わせありました。

「合板」と言われるものです。

「合板（ごうはん）」とは、原木を大根の桂むきのように薄く剥いたものを乾燥させ、単板の木目方向を

1枚ごとに直交させて、接着剤を塗布して積み重ねて貼り合わせたものです。

その接着剤が劣化し、板同士の密着がなくなり浮いた状態になりフカフカするというカラクリです。

合板の下の根太や大引きなどの下地枠は、しっかりとした状態で保たれていたので、合板の交換だけで済むこととなりました。

お客様のご希望で、敷居も撤去し段差をなくすプランに変更となりました。

大工さんと打ち合わせ、段取り、材料の手配をして工事再開です。